子どもに関わるすべての職種向け基礎教材
薬物のリスク下の子ども~薬物のリスク下の子どもについて最低限知っておくべき11の事柄~
日本語版
子どもの8人に1人は、両親のうち少なくとも一人が薬物依存の問題を抱える家庭で生活しています。
子どもの35人に1人は、両親のうち少なくとも一人が違法薬物を使用している家庭で生活をしています。
教材で示されているこのデータはアメリカでの調査結果ですが、違法薬物に限らず、アルコール依存症や市販薬の乱用といった形も含めて考えれば、同様の問題は日本でも決して他人事ではありません。
薬物のリスク下にある子どもの多くは外見上健康にみえ、明らかな症状を示さないことがほとんどです。だからこそ、周囲の大人がそのリスクに気づき、正しく評価する視点を持つことが欠かせません。
このeラーニングモジュールでは、薬物のリスク下にある子どもをめぐる誤解を解き、正しい評価と対応につなげるための11の事柄を、実際の症例とともに学びます。
本教材は、全11タイトルの基礎教材シリーズ「子ども虐待とネグレクトについての重要な知識」の1つです。子どもの診察に関わる医療従事者の方はもちろん、保育・教育・福祉など、乳幼児に関わるすべての専門職の方におすすめの内容です。
教材の特長
- 1危険箇所を探す双方向演習
家の中に隠れている薬物関連の危険(薬物に関連する器具やアルコールの瓶など)を、イメージ写真の中から探し出しながら、注意すべきポイントを学びます - 2ACE(小児期逆境体験)を読み解くケーススタディ
16歳の母親とその1歳の息子の例をもとに、家族が抱えている複数の困りごとや必要な支援について、ステップ形式で学びます - 3症例から学ぶ検査結果の解釈
薬物スクリーニングの偽陽性・偽陰性が生じた実際のケースを通じて、検査結果の正しい見方を学びます - 4現場対応の実践演習
子どもが薬物のリスクにさらされている状況ごとに、除染・救急搬送・経過観察・かかりつけ医への紹介のうち、どれが適切かを判断する設問を通じて、現場対応の考え方を学びます
制作チーム
本モジュールは、NPO法人CHRISTUSが運営する子ども虐待評価センター「Center for Miracles」(米国テキサス州)の医師チームにより開発されました。
- ナンシー・D・ケロッグ医師
- ナタリー・キッスーン医師
- ジェームズ・ルクファー医師
- ローラ・R・スピラー医師
- 日本語翻訳監修 溝口史剛医師
- 日本語版制作 SENDA-Projectチーム
