子どもに関わるすべての職種向け基礎教材
性虐待~子どもの性虐待に関して最低限知っておくべき12の事柄~
日本語版
「話したら、ママが傷つくだろうと思ったから」
「誰も私のことを信じてくれないのが怖かった」
「秘密にするように言われたの」
「とにかく怖かった」
これらは、性虐待の被害を打ち明けられなかった子どもたちが実際に語った言葉です。子どもが被害を打ち明けるまでには、数ヶ月から数年を要することも少なくありません。そこには、周囲の反応への恐れや、自分を責める気持ちなど、子どもなりの理由があります。
性虐待が疑われるケースの多くは、明らかな損傷も、性感染症も、目撃者もありません。だからこそ、子ども自身が語った内容こそが最も重要な証拠であり、周囲の大人がその言葉にどう向き合うかが、被害の真実に近づく鍵となります。
このeラーニングモジュールでは、こうした子どもの心の動きと、正しい向き合い方を理解するための12の事柄を、実際の症例とともに学びます。
本教材は、全11タイトルの基礎教材シリーズ「子ども虐待とネグレクトについての重要な知識」の1つです。子どもの診察に関わる医療従事者の方はもちろん、保育・教育・福祉など、乳幼児に関わるすべての専門職の方におすすめの内容です。
教材の特長
- 1当事者の声を伝える動画教材
実際に被害を経験した方々の言葉をもとにした動画「子ども達の声」を通じて、打ち明けるまでの心の葛藤を学びます - 2「撤回」のリスクを学ぶケーススタディ
打ち明けた後の家族の対応によって、子どもが話した内容を撤回するリスクがどう変化するかを、実際のケースを通じて学びます - 3マッチング形式の設問
加害者が被害児を沈黙させる典型的な手口(支配・強要・グルーミングなど)を、具体例とともに分類しながら学びます - 4診察所見の正しい理解
性虐待が疑われるケースであっても診察所見の多くが「正常」であるという事実や、その解釈に関する国際的な基準についても解説しています
補足資料
「性虐待が疑われる小児事例における医学的所見の評価:2023年改訂版」を掲載
制作チーム
本モジュールは、NPO法人CHRISTUSが運営する子ども虐待評価センター「Center for Miracles」(米国テキサス州)の医師チームにより開発されました。
- ナンシー・D・ケロッグ医師
- ナタリー・キッスーン医師
- ジェームズ・ルクファー医師
- ローラ・R・スピラー医師
- 日本語翻訳監修 溝口史剛医師
- 日本語版制作 SENDA-Projectチーム
