ACTFLテスト全般について

Q1 : なぜACTFLテストを採用するべきなのですか?

A : アメリカ政府は当初、各省庁間での言語運用能力の統一基準となるILR(Interagency Language Roundtable)「米国連邦政府言語能力基準」を制定しました。
ACTFL (全米外国語教育協会)はその流れを引き継いで、当時の大統領諮問機関より要請を受けてILR基準に基づいた利用者が納得できる新しい言語運用能力基準を作成しました。
その基準に基づく試験がACTFLの提供する言語試験となります。

・ACTFLでは明確な基準やガイドラインの作成とインタビューワーやレイター(評価者)の教育を含む、運用面の仕組みを構築しております。
・ACTFLは何十年間にもわたり、テスティング方法の開発を行い、学術機関、企業及び政府にも言語運用能力評価の提供をし続けています。
・ACTFLやヨーロッパの言語系組織等との提携により、ACTFL及びILRの基準の他、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)との連携を行い、テスティング及びレーティングは正確的で信頼的できるものであると評価されています。
・ACTFLのテストは、LTI社が専属的に請け負っており、言語及び言語運用能力判定テストとして利用されております。

特に、ACTFLのOPI及びOPIcといったテストは、通常の言語の能力のパフォーマンス・テストと異なり、言語運用能力を測るためのテストです。
語彙力や文法をたくさん知っていても、現実には、コミュニケーションできないケースがありますが、このACTFL – LTIのテストは、本当のコミュニケーション能力を測定するためのテストとなります。

Q2 : ACTFLとLTIとはどのような関係ですか?

A : ACTFL(本部ワシントン)は各国言語の教育と学習に関する研究を目的として、語学教育の専門家 12,500人以上の会員を擁する協会(全米外国語教育協会)です。ACTFLの語学能力判定基準は、アメリカの州政府が人事目的で開発し、使用してきたILR(Interagency Language Roundtable)をもとに、より学問的で中立的な評価基準を作る目的でアメリカ政府と共同で 20年以上の歳月をかけて開発されたものです。LTIは世界最大の外国語教育協会ACTFL (American Council on the Teaching of Foreign Language)の、 語学能力判定ガイドラインに沿った語学テスト機関として1992年から運営しています。

Q3 : ACTFLの評価とTOEICやTOEFLの評価の違いについて教えてください。

Q4 : ACTFLの評価とCEFRの評価の違いについて教えてください。

Q5 : 各資格・検定試験とCEFRとの対照表について教えてください。

Q6 : ACTFLの日本語テストとJLPT日本語能力テストのスコア比較

Q7 : ACTFL言語運用能力ガイドラインについて

Q8 : 受験時に必要なWeb環境要件について

A : 下記のサイトをご参照ください。
サイト:https://www.languagetesting.com/test-delivery-logistics

Q9 : OPIテスターについて

A : ACTFL認定テスターは、一流大学や政府の語学プログラムに所属する、高度に専門的な知識を有する言語の専門家です。彼らは最低でも修士、多くは博士号を取得しています。また、4日間の厳しい対面トレーニングを修了しており、トレーニングの最後には、評価できる音声サンプルを一貫して選び抜き、サンプルを高い確実性でもって評価する能力を証明します。すべてのテスターは年に一度のテスターミーティングと再訓練ワークショップに参加し、4年ごとに再認定を受けることが義務付けられています。

Q10 : 今はINTERMEDIATEレベルですが、ADVANCEDレベルになるにはどうしたらいいですか?

Q11 : 現在Intermidiateの言語力ですが、どのような職業を選択できますでしょうか?

A : 例として、こちらのページの「OPIcの質問に答えるための準備方法」をご参照ください。

Q12 : Pefrtomance(パフォーマンス)テストとProficiency(言語運用能力)テストの違いを教えてください。

A : Pefrtomance(パフォーマンス)とは測定可能なものであり、常に一定の基準に照らして測定され、環境や状況によって評価が異なることになります。例えば、100点満点の数学のテストでは、受験者の点数が高いほど良い成績であることは理解できますが、問題が非常に難しかったと考えるなら、50%の得点でも良い成績と見なされることになります。

一方、Proficiency(言語運用能力)とは、自分が言おうとしていること、説明しようとしていることを、相手にできる限り理解させる能力のことです。

なぜなら、文法や言葉のニュアンスを丸暗記する能力のある人は、教室の環境ではうまくできても、相手に自分の言おうとしていることを理解してもらうためのコミュニケーションが十分にできない可能性があるからです。

つまり、Performanceは知識を測定するものであり、Proficiency(言語運用能力)は実際の能力を測定するものであると言えるでしょう。

参考URL:https://specialties.bayt.com/en/specialties/q/408301/in-language-testing-what-are-the-differences-between-proficiency-test-and-performance-test-and-what-does-each-of-them-measure/

試験について:

Q1 : LTIテストにはどんな言語が取り扱われていますか?

A : 日本では下記の種類の豊富な言語をテストに取り扱っております。

言語 OPI 会話
(100ヶ国語以上対応)
OPIc 会話 WPT ライティング RPT 読解力 LPT 聴解力 L&R CAT
聴解・読解
アラビア語
中国語(広東)
中国語(マンダリン)
英語
フランス語
ドイツ語
ギリシャ語(現代)
ヒンディー語
イタリア語
インドネシア語
日本語
韓国語
パシュトー語
ペルシア語
ポーランド語
ヨーロッパポルトガル語
ブラジルポルトガル語
ロシア語
スペイン語
アルバニア語
アムハラ語
チェコ語
ダリー語
オランダ語
ハイチ語
ヘブライ語
スワヒリ語
スウェーデン語
トルコ語
ウルドゥー語
ベトナム語 〇(条件あり)

Q2 : 会話(OPIc)のテストを提供していますか?

A : はい、提供しております。
https://www.languagetesting.com/oral-proficiency-interview-by-computer-opic
に詳しい情報が記載されています。

Q3 : 会話(OPIc)テストを体験することは可能ですか?

A:はい、下記のデモテストから、最初の「背景調査」及び「自己評価」から「テスト開始」までの流れをご体験いただくことが可能です。
https://opicdemo.actfltesting.org/

Q4 : 聴解(LPT)のテストを提供していますか?

A : はい、提供しております。
https://www.languagetesting.com/listening-proficiency-test
に詳しい情報が記載されています。

Q5 : 聴解(LPT)のテストを体験することは可能ですか?

A :はい、下記のデモテストからご体験いただくことが可能です。
https://actfllrhtmldemo.actfltesting.org/

Q6 : 読解(RPT)のテストを提供していますか?

A : はい、提供しております。
https://www.languagetesting.com/reading-proficiency-test
に詳しい情報が記載されています。

Q7 : 読解(RPT)のテストを体験することが可能ですか?

A :はい、下記のデモテストからご体験いただくことが可能です。
https://actfllrhtmldemo.actfltesting.org/

Q8 : ライティング(WPT)のテストを提供していますか?

A : はい、提供しております。
https://www.languagetesting.com/writing-proficiency-test
に詳しい情報が記載されています。

Q9 : ライティング(WPT)のテストを体験することが可能ですか?

A :はい、下記のデモテストからご体験いただくことが可能です。
https://wptdemo.actfltesting.org/

Q10 : 受験料はいくらですか?

A : 受験料に関しては、弊社へお問い合わせください。[email protected]

Q11 : 再受験ポリシーに関して教えてください。

A : 初めて受験される方は、90日以内に一回限り再受験可能です。なお、2回目以降の受験に関しては、90日以上の間隔が必要となります。
言語運用能力であることから、短い間隔で同じようなテストを受けても、テスト結果はあまり変わリません。しっかり勉強し、語学力を高め、スキルを上げてから受験するほうが効果的です。

Q12 : 個人でテストを受けたいですが、どうすれば参加できますか?

A : 個人の方がACTFL – LTIテストを受けるには、下記の申込表からお申し込みください。
https://www.igroupjapan.com/language/lti-test/

Q13 : ログインIDやパスワードを忘れたのですが、どうすればいいですか?

A : こちらへご連絡ください。[email protected]

Q14 : LTIテストの受験場所は決まっていますか?

A : オンライン試験の為、場所の制限がなく、どこでも受けられます。
(24時間対応できます:条件あり、詳細に関しては弊社にご連絡ください。)

Q15 : どのような特別な受験環境の必要がありますか?

A : 受験環境に関して、下記の詳細をご参照ください。
https://www.languagetesting.com/test-delivery-logistics

Q16 : 試験が始まったら、一旦中止できますか?

A : テストは途中で一旦ログアウトしても、再びアクセスすることができます。
ただし、ログアウト後2時間でテストへのアクセスは終了となります。
余裕をもった再ログイン、テストの再開が必要となりますのでご注意ください。

Q17 : 試験中、注意事項を教えてください。

A : 一旦ログインして、2時間以上試験を離れるとアカウントが失効になりますので、ご注意ください。もし、どうしても試験から離れないといけない場合は必ず一旦ログアウトしてください。

Q18 : テストの内容に関して教えてください。

A : テストの題材は現実の世界に関わるものを反映し、普段の生活での論題を幅広くカバーしております。
テストの詳細
https://www.languagetesting.com/lti-information/general-test-descriptions
をご確認頂き、それぞれのテストについてのFAQをご覧ください。

Q19 : テスト形式に関して教えてください。

A : OPIテスト以外は、オンラインテストです。
OPIc、LPT、RPT、WPT及びL&Rcatはコンピュータベースのテスト(CBT)のため、いつでもどこでもネット環境があれば受験できます。
OPIテスト(電話又はビデオチャット)利用可能時間は、月曜から金曜の午前8時から午後10時まで(米国東部標準時)です。

Q20 : 日程変更やキャンセルポリシーに関して教えてください。

A : ①ACTFL-LTIオンライン試験は、第3営業日前までにご連絡いただくことで受験日の変更ができます。受験日の変更 は、2回まで変更可能とし、3回目は変更することはできません。
②入金後の受験者の希望による受験のキャンセルは、第3営業日前までにご連絡をいただくことで、アカウント発行手数料や返金に関わる事務手数料を除いた90%を返金します。自然災害や主催者都合よる試験中止の場合は、全額を 返金します。
③不正行為が確認された場合は試験結果は無効になり、判定不可として記録され、試験費用は返金されません。また 不正行為が確認された場合は最大5年間再受験できないことがあります
④無断欠席の場合は、テストをキャンセルさせていただきます。アカウント発行手数料や返金に関わる事務手数料を除いた90%を返金します。予めご了承ください。

試験結果について:

Q1 : テスト結果の評価方法はどのようになっていますでしょうか?

A : ACTFL言語運用能力ガイドラインの簡単な説明

Q2 : テスト結果の評価の目安はどのようになっていますでしょうか?

Q3 : テスト結果のフォーマットを教えてください。

A : 三つの形式でテスト結果(英語版のみ)を発行できます。
ACTFLの評価

②ILR(Interagency Language Roundtable)の評価(サンプルを準備中)
LTI社のILR評価は、米国国防総省語学学校や国防情報局など、ILRに加盟している多くの連邦政府機関に権威あるテストとして認められています。LTI社のテストではILRのプロトコルに従い、ILRの基準に直接合わせた評価を行い、ILRの証明書を発行できます。詳細はこちら

また、ILR評価に関して、基本的にはILR 0-3、ILR 0-4+、いくつかの言語についてはILR 2+から4+までの評価を提供しております。
ILR 4+まで利用できるテストについては、テストインターフェイス全体がテスト言語で表示されます。

CEFR (Common European Framework of Reference)の評価
LTI社は、CEFR基準で採点可能で、CEFRの証明書を発行できます。詳細はこちら

Q4 : テスト結果はどの程度かかりますか?テストの結果の有効期間はどのくらいでしょうか?

A : テスト結果は、受験後、土日を除き、およそ3日〜5日後資格証書が発行され、弊社からメールでPDFを送付する形になります。ただ、特定のテスト及びお客様のニーズ次第で変わります。また、テストの結果の有効期限は2年です。

Q5 : 組織内のメンバーがネイティブでない方と交流する為には、どのレベルまで達成すべきと判定すればいいですか?

A : 一番簡単な方法はタスク分析を使うことです。
https://www.languagetesting.com/setting-a-passing-score
に詳しい情報が記載されています。

Q6 : もし試験結果に疑問があれば、どうすればいいですか?

A : もし試験結果に疑問があれば、診断フィードバックレポートをご希望頂くことができます。それは評価基準及びご自身のテストの結果を説明するものです。診断フィードバックレポートをご希望の方は下記にご連絡ください。弊社経由で受講されたテストに関しましては、代行してお問い合わせさせていただきます。([email protected])

Q7 : 受験したが、資格証書が届かなかったり、紛失したりする場合は資格証書を取り替えられますか?

A : はい、オンラインの形で提供が可能です。下記へご連絡ください。弊社経由で受講されたテストに関しましては、代行してお問い合わせさせていただきます。([email protected])

Q8 : そのテストは独立した外部の評価機関にて検証されたことがありますか?

A : はい、LTIテストは独立した研究者に研究されおり、検証されております。ACTFL – LTIテストの参考文献についてはこちらをご参考ください。
https://www.languagetesting.com/bibliography

Q9 : 受験して資格証書が届かないケースがありますか?

A : はい、OPIcなど、回答を録音して、レイターが測定する試験で、期間を空けずに2回受験して、明らかに回答の声が異なっており、試験結果が大幅に異なるケースなどでは、受験者本人と認定できないため、資格証書を提出できないケースがあります。

OPIcについて:

Q1 : OPIcテストの自己評価の重要性について教えてください。

A : OPIcハンドブックでは、受験者が自分の言語能力を最も正確に表す記述を選択する必要があることを強調しています。受験者が実際の能力よりも低いレベルを選択した場合、実際の能力を示すスコアを受け取ることができません。受験者には、自分の能力を最も正確に表しているレベルを選択することを強調することが重要です。OPIcテストのSelf Assesment(自己評価)のフォームの選択を間違えた場合は、ページを戻って、変更し直すことができませんので予めご了承ください。またフォームを間違って選択してしまい、どうしても測定範囲のフォームでの受験をご希望の場合は、OPIcの本試験をスタートする前に弊社にご連絡ください。試験を開始してしまった場合は再受験となり再度費用が発生しますので、予めご了承ください。

OPIcテストは、ビデオのアバターが質問をしますが、テストの難易度を上げたり下げたりするために応答を積極的に聞くことはないので、適応性テストではありません。
アバターは(自己評価を元に)一定のレベル範囲内で質問をします(例:中級上~上級中)。
質問の難易度は受験者にとって難しいまたは簡単な場合もありますが、重要なのは受験者が自分の能力を発揮して回答することです。
回答は記録され、ACTFL資格を持ったレイターによって評価されます。
下記のように、自己評価では五つのフォームがあり、ご自身の言語能力を最も正確に表しているフォームをご選択ください。

英語版UI:

日本語版UI:

Q2 : OPIcでは、アバターからどのようなレベルで、どのような内容の質問がされるのでしょうか?

A : Self-AssessmentのSample QuestionはどのFormを選択しても、質問は全て同じ内容の質問がされる仕様となっております。選択したFormによってどの程度のレベルや量の質問がされるかは、下記ACTFLのレベル別質問例(英語と日本語)をご参照ください。

NOVICEレベル
英語: What things are outside your house? Trees, cars . . . name all the things you see outside your house.
日本語:あなたの家の外には何かがありますか?木や車など、家の外にあって見えるものを言ってください。

INTRMIDIATEレベル(例1)
英語: Tell me about the different rooms in your home. Do you have a favorite room? What does it look like?
日本語:今住んでいる家の様々な部屋について教えてください。お気に入りの部屋はありますか?それはどのような部屋ですか?

INTRMIDIATEレベル(例2)
英語: What is your normal routine at home? What kinds of things do you do at home during the week and on the weekends?
日本語:ふだん、家ではどんな風に過ごしますか? 週末や平日、家では何をしますか?

ADVANCEDレベル
英語: I’d like you to tell me your favorite memory about a good friend. It can be a story that involves you and your friend together, or a story that you know about your friend. Talk about this memory in as much detail as you can.
日本語:あなたの良き友人について知っていることで気に入っていることを教えてください。あなたがその友人と一緒にいた時のストーリーでも、その友人について知っているエピソードでも構いません。そのことについてできるだけ詳しくお話しください。

SUPERIORレベル
英語:Nowadays, communication through digital resources is increasingly maintained among young people through social media, texting, instant messaging, etc. In your opinion, what are the advantages and disadvantages of relying solely on digital resources for interpersonal communication? How do these changes in communication affect contemporary society?
日本語:デジタル・コミュニケーションは、SNS、テキストメッセージ、インスタント・メッセージングなどを介して、近頃若者の間でますます支持されています。対人コミュニケーションをデジタル・リソースのみに依存することの長所と短所は何だと思いますか?またこのようなコミュニケーションの変化は現代社会にどのような影響を及ぼすと思いますか?

Q3 : OPIcにはロールプレイの設問があると聞いたのですが、詳しく教えてください。

A : OPIcには、設定された状況での会話を行う設問が必ず、1つ設定されます。
英語での質問の例は、こちらのサイトをご参照ください。
その他の注意事項としては、日本語、ポルトガル語、ブラジルポルトガル語とイタリア語は、試験言語でのロールプレイの説明になりますが、その他の外国語を受験する場合は、ロールプレイの言語は、英語になりますので、予めご了承ください。

Q4 : Background Surveyの質問が一つとなるケースがあると聞いたのですが、詳しく教えてください。

A : Background Surveyの質問が1つのものは、 イタリア語、ポルトガル語、ブラジルポルトガル語の3つが対象となります。
選択画面が下記のようになっております。もしよろしければ、ご参照ください。

Q5 : OPIcのカンニング防止機能について

A : OPIcでは、試験中、受験者が画面を離れた場合は、自動的にログオフされます。他のプラウザやタブ等を開いたり、メールなどの通知サービスを開いた場合には、自動的にログオフされます。
また、Google MeetやTeamsやZoomなどの受験者の監視のためのテレビ会議については、バックエンドで動作させているものについては、試験の画面を離れない限りログオフさせられることはありません。

Q6 : OPIcの同意書について

A : 発行されたアカウントでOPIcテストにログインした後、オンラインで同意書が表示されます。ご希望の調査及び自己評価画面の言語により、同意書が英語あるいは日本語になります。
本資料は参考資料として提示しておりますが、LTI社のポリシーの変更により、内容が変更になる可能性がありますので、予めご了承ください。
英語版同意書:https://www.igroupjapan.com/wp-content/uploads/2022/04/Integrity-Policy-_-OPIc_EN-1.pdf
日本語版同意書:https://www.igroupjapan.com/wp-content/uploads/2022/04/Integrity-Policy-_-OPIc_JP.pdf

Q7 : 語学の教員ですが、学生のACTFL-LTIの試験を監督したい場合はどうしたら良いでしょうか?

A : OPIcテストモニタリングをしたい場合は、WEB会議システム(Teams / Zoom / Google meetなど)を活用して、試験監督を行うことが可能です。
手順書に関して、こちらからご確認ください。

Q8 : OPIcテストを第三者のProctorに行ってもらえますか?

A : はい、全てのテストに関しては、Proctor(試験官)が必須となっております。
また、LTI社からのリモートプロクターサービスもご利用可能です。第三者のProctorが厳正にテストモニタリングを行います。
例:Remote Proctor(人間試験官)
試験官と受験者がチャットボックスで連絡を取り合いながら、試験セッションの様子を録画・監視します。

Q9 : OPIcテストを受けるには、どのような準備が必要ですか?

A : ACTFL言語運用能力ガイドラインを読んで、達成する必要があるレベルの機能、談話の長さ、および正確さの特徴を理解することをお勧めします。
できるだけ多く話し、テスト中に示す必要のある機能を練習します。つまり、経験を詳しく説明したり、意見を述べたりするなどです。

Q10 : OPIcテストはどのような構造になっているのですか?

A : 受験者には、さまざまな難易度が設定されている12~17の設問が与えられます。OPIcでは、それぞれの設問に対してさまざまな回答時間が設けられています。設問の難易度が高ければ高いほど、回答時間がより多く与えられます。

Q11 : すべての質問に答える必要がありますか?

A : 設問をスキップするより、できるだけ最善の回答をする方がよいでしょう。

Q12 : OPIcテストで成功するための最善の戦略は何ですか?

A : OPIcテストを受験するときは、設問を注意深く聞いて、各設問のすべての特定のタスクに対応してください。これは言語運用能力テストであるため、回答の正確さを測定するのではなく、回答の伝達方法を測定します。
中級以上のスピーキング能力を証明する必要がある場合は、すべての設問に可能な限り詳細に回答するようにしてください。

Q13 : よく知らない質問をされたらどうしたらいいですか?

A : よく知らない質問をされた場合は、その質問にどのように慣れていないのか、おそらくなぜ慣れていないのかについて簡単に話してください。繰り返しますが、これは言語運用能力テストであるため、受験者のコミュニケーション能力のみを測定しています。

Q14 : 設問に含まれるすべての質問を完全に覚えていない場合はどうすればよいですか?

A : 各設問にはいくつかの質問があり、可能な限り、その質問に答えてください。すべての質問を覚えていない場合は、できるだけ詳しく話してください。

RPTについて:

Q1 : RPTトライアルテストの受験は可能でしょうか?

A : 団体受験でのみ対応し、ケースバイケースでの対応となります。ご相談ください。もし今後のテストの需要が見込まれ、継続的にテストを受講いただくケースでは、1団体につき、一回分の特定言語についての無料テストを提供可能です。
このトライアルテストの目的は、RPTテストがオンラインテストであるため、社内環境等からの確認を行うためのものです。企業のセキュリティ関係でテストサイトにアクセスできるかどうかも含めて、テストをしていただければと思います。
トライアルテストをご希望の場合は「受験希望言語、お名前、メールアドレス及び受験日」をご連絡ください。

Q2 : RPTの対応可能言語を教えてください。

A : RPTの対応言語は下記の通りとなります。
アラビア語、中国語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、インドネシア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語

Q3 : 試験の所要時間が言語ごとにかなり違うようですが、どの言語がどのぐらいの所要時間になりますでしょうか?

A : 言語ではなく、受験者のレベル(A〜H)により、テスト時間が異なってきます。
下記のように、Adminがアカウントを設定する際、受験希望レベルを承った上で、設定を行います。
【”50 minutes for a two-level test (A, B, C & D); 75 minutes for a three-level test (E, F & G*); 125 minutes for a four-level test (H**). ” 】
*もし、受験者の言語レベルの判断に迷いがございましたら、Generalでの受験を推奨しております。
【G】 Novice to Superior adaptive

また、参考として、LTIの公式サイト情報を共有いたします。

Q4 : オンラインからサンプル問題が閲覧可能、とのことですが、どこから確認できますでしょうか?

A : 下記URLより、緑色のマニュアルをクリックしていただき、10ページ目の「WHAT DOES THE ACTFL RPT LOOK LIKE?」からご確認いただけます。
あるいは、こちらのハンドブックからもご確認することができます。(7ページ目)

Q5 : 受験者が自身でレベルを決めてどのテストを受けるかを選ぶ際、RPTもOPIcと同じようにbackground survey を記入する必要がありますでしょうか?また、その結果で出題問題が決まるのでしょうか?

A : いいえ、RPTではbackground surveyがなく、ID/PWでログインしてそのままテストに入ります。

Q6 : 最初の1問目、2問目の受験者の解答により自動的に受験者のレベルを判断して、A~Hのどれか一つを自動的に選択して問題が提示されるということになりますでしょうか?

A : いえ、選択した試験により異なります。G(半適応形)とH(適応型)については、上記のような形で問題が提示されますが、他のテストは受験者自体がレベルを選択することで、そのレベルに応じた出題がなされます。

Q7 : RPTでは、どのようなトピックが出題されるのでしょうか?

A : 通信文、レポート、ニュース記事など、一般的、社会的、学術的、専門的なトピックに関する個別および一般的な設問が出題されます。もしよろしければ、こちらのサイトをご参照ください。

Q8 : テスト結果の算出:5分間のタイムリミットに対し、回答速度と正答率で、出題数や内容に変更があるのでしょうか?

A : 通常のAからFまでのテストでは、回答速度はテストの難易度に影響はありませんが、テストの受験時間に関係してきます。
G及びHのテストについては受験者の回答内容(正答率)により、難易度が変わってきます。
これは、semi-adaptive(半適応型)及びadaptive(適応型)のテスト(GとH)にのみ適用されます。

Q9 : RPT証明書はいつ頃発行されるでしょうか?

A : RPTはコンピュータでの採点となるため、2営業日にて提供可能です。

Q10 : RPTの証明書の有効期限はどれくらいですか?

A : RPTの証明書の有効期限は2年間となります。

Q11 : LTI RPT対象外言語が受験&カスタマイズ可能でしょうか?

A : お客様のご要望の言語でのテストのカスタマイズと開発のお見積もりを提供することができます。
まずはいくつか確認させていただきます。
⑴ 必要な評価の範囲は何ですか? Novice LowからSuperiorまでのフルスケール、あるいはもっと略した範囲ですか。
⑵ いつ頃受験を想定されていますか。

ご希望の場合は、弊社([email protected])にご連絡ください。

Q12 : 希望言語がコンピュータベースの試験で提供されていない場合、ペーパーテスト等の準備はないでしょうか?

A : RPTではペーパーテストに対応しておりませんが、もし受験希望言語がありましたら、別途費用をいただき、開発させていただくことができます。