ACTFL-LTI OPIcとは2009年から提供している、ACTFLが開発し、LTI社がテストを運営するOral Proficiency Interview-Computer(OPIc)の略となります。
OPI及びOPIcが提供するProficiency(言語運用能力)テストは、現実社会でのコミュニケーションのためのテストであるため、いわゆるパフォーマンステストやアチーブメントテストなどと異なり、学習内容を利活用し、実際の相手に対して、コミュニケーション(意思疎通)を行うテストとなります。そのため、単語や助詞、助動詞の利用方法などのテストととは異なり、文章や段落についてのコンテクスト(文脈)の理解力を試すためのテストとなります。
Proficiency(言語運用能力)という曖昧な能力を測定するために、ACTFLでは判定のためのガイドラインやCAN DOステートメントなどを提供し、評価するためのレイター教育、公平なガイドラインの策定及び更新に注力しております。
ACTFLの元となっている基準は、アメリカ政府が言語運用能力の基準として運用するInteragency Language Roundtable(ILR)であり、その商用版として、開発されたものが、Oral Proficiency Interview(OPI)となります。さらに人を介さず、コンピューターのアバターと会話して行うテストが、OPIcとなります。
OPI及びOPIcはいわゆる言語の4技能のうちのSpeakingとListeningに対応するテストとなります。
SpeakingとListeningのテストとなり、声の録音やより良い聞き取りを行う環境を整える必要があるため、マイクやヘッドセットを推奨します。
試験官についてのオプションがあり、それぞれ選択いただくことができます。
テスト時間は、おおよそ20分から40分となります。
対応言語は下記の16言語となります。*
Arabic, Chinese(Mandarin), English, French, German, Italian, Japanese, Korean, Pashto, Persian Farsi, European Portuguese, Brazilian Portuguese, Russian, Spanish, Tagalog, and Vietnamese.
テストの詳細及び流れについては、以下の受験方法及び準備方法をご覧ください。
*言語により測定範囲が異なる場合があります。