学校名 | Tukuba International School |
利用人数 | IB ディプロマ クラス |
導入製品 | Turnitin Feedback studio |
導入時期 | 2016年 |
導入担当者 | 学校長 Ms. Shaney Crawford |
導入の経緯
Tsukuba International School はInternational Baccalaureate (IB) World School(国際バカロレアのPrimary Years
Programme (PYP), the Middle Years Programme(MYP), Diploma Programme (DP)の認定校になっています。
国際バカロレアの認定校(候補校)になるには、国際バカロレアが正式に提示しているポリシーを守る必要があります。
そのポリシーの中の一つにAcademic honesty(アカデミックオネスティー)の指導が義務付けられています。そのポリシーに基づいて、引用やコピーライトを使用した正しいレポートのか書き方を学校で指導し教えるために、Turnitinを導入して活用しています。
課題と改善点
IB認定校ではない学校から転校してきた生徒にとっては、レポートや文章を書くことになれていないため、初めてレポートを書く際に、コピペに頼ってしまう生徒もいます。また、あまり英語が得意ではない生徒がアカデミックな難しい英語表現を使用している際も、剽窃の可能性が高いので注意して確認します。
Turnitinは不正箇所を視覚で証明できるため、生徒たちへ説得力を持って説明することができます。レポートの指導をしても全く気にしない生徒もいるため、学校でははじめにMYPの入学オリエンテーションで全員にAcademic Honesty (アカデミックオネスティー)を教える指導をしています。
また、レポートの書き方などのトレーニングも毎年行なっています。Tukuba International Schoolのポリシーの中にもルールが決められており、入学時に保護者もポリシー同意に署名をします。剽窃箇所を見つけた場合、一回目は厳重注意、二回目は保護者を含め面談を行います。それでも万が一、三回目の不正があった場合は退学という校則を設けています。実際に、生徒たちは一度目の注意で理解をしてくれています。