
AORN周術期処置のガイドライン
AORNはアメリカにある周術期看護学会です。日本では、麻酔学会が手術室のガイドラインを策定しておりますが、アメリカでは手術看護の学会が、他の学会と調整しながら、エビデンスに基づくガイドラインを策定しております。周術期の様々な措置や事前準備について、おおよそ35項目からなり、1年間に6項目から8項目程度の範囲でガイドラインを毎年更新して提供しております。様々なスタンダードに準拠したオンラインのガイドラインは、通常のPrint版と異なり、文章で理解するだけでなく、画像や動画でより素早く理解できるよう設計されております。現在、下記の3つのサービスで提供しております。
eGuidelines Plus (2 user-)

Print Books

Guidelines eBook

2023年版では、以下のガイドラインに新バージョンが追加されています。
・Information Management
・Positioning the Patient
・Pressure Injury Prevention
・Hand Hygiene
・Product Evaluation
・Flexible Endoscopes
・Minimally Invasive Surgery
・Venous Thromboembolism
AORN 2023 Guideline for Prioperative Practiceのコンテンツは、eGuideline PlusとeBook版とプリント版はフルテキスト自体は同じです。プリント版とeBook版が個人向けの本やeBookとして作成されているのに対して、AORN eGuideline Plus版では、フルテキストに至るまで、Quick ViewやAt A Glanceなど、Step毎の動画やイラストを交えて、忙しい看護師が簡単に確認できるように設計されております。他にも、FAQ、プレゼンテーション、チェックリスト、関連PDF電子ブックなども提供しており、Evidenceに基づくガイドラインへのアクセスを実現しております。また、各ガイドラインの記載項目について、レファレンスやEvidenceレベルの情報と共に、提供しており、各項目についてのエビデンスレベルを確認することができます。
また、eGuideline Plusを購読されている施設では、いつでもどこでもモバイルでリモートアクセスできます。施設内ネットワークに接続している場合は、aornguidelines.orgからモバイルアクセスが可能であり、施設ネットワークに接続して、eGuidelines Plusの個人アカウントにログインすることで、90日間のリモートアクセスが利用可能です!
eGuideline+では、4つのタイプの製品を提供しております
- eGuideline+ Premium Package (eGuideline, Tools, FAQs. At a Glance Library, Covid19を含む5冊のeBooks)
- eGuideline+ Premium Package+Accreditation Assistant (eGuideline, Tools, FAQs. At a Glance Library, Covid19を含む5冊のeBooksとAccreditation Assistant)
- eGuideline+ Basic Package (eGuideline, Tools, FAQs, Covid19 Perioperative Playbook)
- eGuideline+ Basic Package+Accreditation Assistant (eGuideline, Tools, FAQs, Covid19 Perioperative PlaybookとAccreditation Assistant)
特徴
・文字だけでなく、画像や動画を含めて、実務者がスタンダードに準拠したエビデンスベースのガイドラインの周術期措置を詳細かつ簡便に実現できる
・また実務者が不安に感じたこと、疑問に感じたことを膨大なFAQの中で、スタンダードに準拠した内容を含めて確認することができる
書誌情報
AORNは、エビデンスに基づいた有効な周術期看護実践を促進し、専門職を進歩させ、専門の手術看護師(RN)を支援することに尽力しています。
AORNは、専門家によりエビデンスが評価された周術期ガイドラインのこのコレクションを作成することにより、手術およびその他の処置を受けている患者の安全なケアを促進します。このガイドラインは理解しやすく、包括的な内容をカバーしており、周術期のRNの専門的責任の範囲を収録しています。ガイドラインは、達成可能であり、患者のケアと職場の安全の最適なレベルである処置の出版を目的としています。