関連情報
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・カタログ – 日本語版
・カタログ – 英語版
Snapshot reading: 限られた時間の中で、賢く読み、多くを学ぶ
Scholarcy社は研究者が設立した会社です。本人の経験によると、PhDの取得に最も役に立ったのは、コンピューターに保存しておいた、自分の研究について重要な意味のある論文のスナップショットでした。抄録や要約を読むだけでは十分ではなく、同時にすべての文章に目を通すことも時間的に不可能だったからです。長い文章を斜め読みしなければならず、メモをつけてもそれほど役に立たず、結局再読しなければいけないことも度々でした。そこで彼は2018年の初めに、Scholarcyの元になるプログラムの開発を始めました。コンセプトは、少ない読書量で内容を理解できるようにすることでした。ScholarcyはAIを活用したデジタル研究アシスタントです。研究論文を読み込み、瞬時に整理しやすい、インタラクティブな要約カードに分解します。Schorlarcyを利用することで何百もの要約、引用されたコンテンツへのリンク、図表などを自分のライブラリに保存できます。このサービスにより、研究者は抄録や要約以上の論文情報を手に入れ、Quality of Reading を向上させることができます。
Scholarcyでできること
1. Suggests background reading
ステップ1:背景となる読み物リストの提供(Background Readingリストを提供)
Scholarcyはバックグラウンドリストを作成するとともに、キーワードや略語をハイライトします。
2. Highlights important points
ステップ2:人工知能を利用したRobo-Highlighter™による強調表示
Scholarcyは自動的に重要なフレーズや項目等のコンテキストをハイライト表示します。もう論文を印刷してマーカー等を塗る必要はありません。AIが論文のポイントを自動的に表示します。
3. Create a referenced summary
ステップ3: レファレンス済みのSummaryを自動生成
Scholarcyは自動的にレファレンス付きの当該論文の全体のSummaryを作成し、内容をより他の人に理解しやすいようにリライトします。Summaryのプロセスはカスタマイズ可能で、Words数、ハイライトのレベルや英語、米語のバリエーションなども含めて調整ができます。
4. Finds the cited sources
ステップ4: レファレンスのチェック
レファレンスをコピーして検索する必要なく、Google ScholarやarXiv等からOpen AccessのPDFの場所を表示させ、unpaywall APIを介して、OAのUnpaywall Databaseにアクセスさせます。また、BibTexやRISフォーマット等でダウンロードすることで、文献管理ソフトに取り込むことができます。
5. Extracts figures and tables
ステップ5: 図表のエクスポート
論文中の図表は、Excelフォーマット等でダウンロード可能で、再度結果を計算させることもできます。また、それぞれの論文中の図表についてサムネイルを提供しており、本文中の対応する図に容易にジャンプします。
論文アップロード後の表示
Scholarcy紹介英語動画
英語ユーザガイド(動画)
- https://www.youtube.com/watch?v=67-ZYNETO-w
- https://www.youtube.com/watch?v=Dot6V70TH0g
- https://www.youtube.com/watch?v=jDjWSjcYFCg
- https://www.youtube.com/watch?v=xKVjV2snrE8
- https://www.youtube.com/watch?v=giDMBlIKv2U
- https://www.youtube.com/watch?v=eY67Kn_7VfE
- https://www.youtube.com/watch?v=YBMzDzrl4Ds