
アレクサンドリア図書館に着想を得て、
4億7,400万件の研究知を
完全にオープンに繋ぐ。
OpenAlexは、論文・著者・所属機関・助成機関・トピックを横断する世界最大級のオープン学術カタログです。商用APIに匹敵するカバレッジを、誰にでも開かれた形で提供します。
“Inspired by the Library of Alexandria, we catalog 474 million scholarly works, linking them to authors, institutions, funders, and more — all fully open.”
(アレクサンドリア図書館の精神を受け継ぎ、4億7,400万件の学術文献を、著者・機関・助成機関と結び付け、すべてオープンに公開しています。)
数字で見る、世界最大級の研究知識グラフ
毎週更新、API・バルクダンプ両対応。商用データベースに匹敵するカバレッジを、オープンに。
JAPAN INTEGRATION
なぜ世界の研究機関とAI企業がOpenAlexを選ぶのか。
OpenAlexは、米国の非営利団体 OpenAlex が運営する、Microsoft Academic Graph (MAG) の事実上の後継プロジェクトです。Web of Science・Scopusと同等規模のデータを、CC0オープンライセンスで提供します。
完全オープン、CC0
論文メタデータ、著者・機関情報、引用関係、抄録(inverted index)まで、ほぼすべてのデータがCC0で公開。商用利用・再配布・LLM訓練の利用条件が明確で、法務リスクを最小化できます。
商用DBを上回るカバレッジ
34,217のオープンアクセスジャーナルを収録し、うち25,658誌は他のデータベースにはありません。アジア・アフリカなど従来の商用DBでカバー率の低い地域の研究も公平にカバーします。
機関による直接キュレーション
所属マッチングのアルゴリズムを機関側が直接編集可能。誤マッチの削除・新規紐付の追加が約2日で全APIに反映され、データ品質の改善がそのまま全世界に届きます。
日本の研究情報基盤との
深い連携。
OpenAlexは、日本の主要な学術情報インフラと積極的に統合を進めています。日本の研究者・機関・助成プロジェクトの情報が、グローバルな研究知識グラフのなかで適切に発見・引用されるよう設計されています。
-
IRDB機関リポジトリDB(取込予定)約367万件(3.67M)のレコードをOpenAlexが取り込み予定。日本各大学・研究機関の博士論文、紀要論文、研究報告、会議発表などを、グローバル学術グラフへ接続します。
-
KAKEN科研費DB日本最大の競争的研究資金 科学研究費助成事業(KAKENHI)のプロジェクト情報、研究者番号、研究成果が、OpenAlexの著者・機関エンティティと相互参照されます。
-
JSPS日本学術振興会JSPS(独立行政法人 日本学術振興会)が配分する Funder情報として、OpenAlexのFunderエンティティに正規化済みで収録。資金フローと研究成果の対応分析が可能です。
研究機関にも、AI企業にも。
ひとつの研究知識基盤で。
OpenAlexは、図書館・URA・研究戦略部門での利用から、ドメイン特化LLM・研究エージェント・RAG基盤の構築まで、幅広い用途で導入されています。
アカデミック・研究機関向け
研究戦略・URA分析
自機関の論文出版動向、共著ネットワーク、トピック分布、引用インパクトをダッシュボードで可視化。学長・研究担当副学長への定例報告に。
引用データベースの選択肢を広げる
従来、高額な購読契約に依存してきた引用データベースの代替・補完として、OpenAlexを採用する動きが世界的に広がっています。商用DBに匹敵する規模・引用関係・著者IDを CC0オープンデータで利用でき、図書館が定期的にOpenAlexのAPIを活用した 機関分析・データレポートを学内に提供することで、研究者の利用習慣を緩やかに移行させ、移行コストとリスクを最小化できます。OA出版率・APC支出・転換契約の分析にもそのまま利用可能です。
助成機関の成果トラッキング
JSPS・AMED・JST等の助成プロジェクト由来論文を網羅的に追跡。Funder IDと研究者番号を組み合わせ、政策効果分析に直接利用可能。
透明性の高い大学ランキング
オランダ・ライデン大学CWTSは2024年、Web of ScienceではなくOpenAlexのみを用いた「CWTS Leiden Ranking Open Edition」を公開。世界2,800以上の大学を、規模・影響度・共同研究・OA出版の各指標で評価する世界初の完全オープンな大学ランキングです。地域言語の論文(non-core publications)も含む包摂的な評価が可能になります。
個人研究者の業績管理
ORCIDと連携した自身の論文・引用・共同研究者リストを横断的に把握。出版実績・被引用状況・国際共同研究の可視化に。
研究方法論・教育利用
大学院の研究方法論、図書館情報学、計量書誌学の授業教材として無料で利用可能。商用DBへのアクセスがない留学生にも公平な環境を提供。
AI企業・商用プロダクト向け
事前学習・継続学習データ
査読済み学術文献の抄録・メタデータをクリーンなJSON形式で。重複除去済み、出版年・分野・言語で層化サンプリング可能。ドメイン特化LLMの学習に即投入できます。
Retrieval-Augmented Generation
埋め込み最適化されたテキスト、DOI、著者、機関、引用関係を統合したベクトル検索基盤。ハルシネーションを抑え、出典付き回答を可能にする学術RAGの標準データソース。
研究エージェント構築
文献探索、研究トレンド分析、著者ネットワーク解析をエージェントに委ねる。MCP対応の構造化APIで、Claude・GPT・Geminiベースの研究アシスタントを即プロトタイプ。
ナレッジグラフ構築
研究者 × 機関 × 文献 × トピック × 引用。5つのエンティティと関係を、Neo4j・Amazon Neptuneにロード可能な形式で提供します。
セマンティック検索基盤
Topics/Conceptsツリー、論文埋め込み、著者エンコーディング済みメタデータ。Elasticsearch・Pineconeで動く学術セマンティック検索を最短距離で。
研究動向・投資判断
出版量、資金調達、共著ネットワーク、引用加速度を時系列で。VC・コーポレートR&D・シンクタンクの分析プロダクトに、学術的信頼性のある一次データを供給。
正規化済み・継続更新・
機械可読を前提に。
OpenAlexのデータは、JSON-LD互換のスキーマで整理され、ORCID・ROR・DOI・ISSN・Funder IDといった国際識別子に完全対応。前処理コストを最小化します。
{
"id": "https://openalex.org/W2741809807",
"doi": "10.7717/peerj.4375",
"title": "The state of OA: a large-scale ...",
"publication_year": 2018,
"type": "article",
"authorships": [
{
"author": {
"id": "https://openalex.org/A123...",
"display_name": "Heather Piwowar",
"orcid": "0000-0003-1613-5981"
},
"institutions": [/* ROR ID付き */]
}
],
"grants": [
{
"funder": "https://openalex.org/F4320306076",
"funder_display_name": "Japan Society for the Promotion of Science",
"award_id": "KAKENHI-PROJECT-..."
}
],
"topics": [/* 階層化されたトピック */],
"cited_by_count": 892,
"abstract_inverted_index": { /* ... */ },
"open_access": {
"is_oa": true,
"oa_url": "https://..."
}
}
-
§
5つの正規化エンティティ
Works/Authors/Sources(ジャーナル)/Institutions/Topics をグローバルIDで相互リンク。Funder・Publisherも独立エンティティとして提供。
-
◇
毎週のスナップショット更新
S3互換オブジェクトストアに週次でフルダンプを配信。Member+では増分(CDC)フィードも提供し、データパイプライン運用コストを抑制。
-
⌘
商用利用可能なライセンス
CC0ベースのオープンデータを中核に、Member+では商用プロダクト組込・再配布条件について明示的なクリアランスを提供。
-
≡
高スループットAPI
Member以上のプランで専用APIキーを発行。1日あたり数百万回のリクエストにも対応する高優先キューと99.9% SLA。
学術機関向け 4プラン。
Free から Partner まで。
OpenAlex本体(API・データダンプ・Webサイト)は誰でも無償で利用できます。大学・研究機関・図書館・助成機関がより高度な機能、機関キュレーション、専任サポートを必要とする場合は、以下の有償年間プランをご利用ください。
Free
- 1日10万コール/IPまでのAPI
- 月次・公開S3バルクダンプ
- OpenAlex.org Webサイト無制限利用
- CC0ライセンスによる利用
- コミュニティサポート
Member
- Free版のすべての機能
- 機関キュレーションダッシュボード
- 所属マッチ修正(約2日で反映)
- Pro APIキー(高クォータ)
- 四半期ワークショップ参加権
- 優先サポートチケット
Member+
- Memberのすべての機能
- API高クォータ(数百万コール/日)
- 週次フルダンプ+増分配信
- SLA優先対応
- 機関単位の研修・動画教材
Partner
- Member+のすべての機能
- API無制限・専用エンドポイント
- 年間5時間コンサルティング(5hr/year)
- ロードマップ共同策定
- 専任テクニカルAM
- カスタム研修・専用機能要望
AI企業・スタートアップ・学術出版社・VC・コンサルティング・シンクタンク等、営利企業による商用利用については別途プランをご用意しています(API商用ライセンス/LLM訓練・RAG基盤組込/再配布等)。商用利用ライセンスの詳細・お見積りは、お問い合わせフォームよりご相談ください。
※ 表示価格は OpenAlex 公式が定める 標準価格(openalex.org/pricing#subscriptions) に基づきます。日本国内のお客様には、iJapan株式会社より日本円建ての請求書、日本語契約書、消費税対応にてご提供可能です。アカデミック研究者個人への無償サポート枠もございます。
主要機能の比較。
下表は 学術機関向けの Free / Member / Member+ / Partner 4プランを比較したものです。AI企業など営利企業による商用利用は、別途「企業向け商用ライセンス」をご用意しています。
| 機能 | Free | Member $5,000/年 |
Member+ $10,000/年 |
Partner $20,000/年 |
|---|---|---|---|---|
| API リクエスト上限 | 10万 / 日 | Pro APIキー(高クォータ) | 数百万 / 日 | 無制限・専用エンドポイント |
| データダンプ | 月次・公開S3 | 週次・公開S3 | 週次+増分(CDC) | 週次+増分・優先配信 |
| 機関キュレーション | — | ダッシュボード | ダッシュボード+一括編集 | フル制御・API編集 |
| SLA / 稼働率 | ベストエフォート | 優先キュー | 優先SLA | 個別合意(最大99.9%) |
| コンサルティング枠 | — | なし | なし | 年5時間 |
| サポート | コミュニティ | 優先チケット | 優先+日本語対応 | 専任TAM |
| 研修・ワークショップ | — | 四半期ワークショップ | 機関単位の研修・動画教材 | カスタム研修 |
| ロードマップへの影響 | — | 機能要望提出 | 優先反映 | 共同策定 |
| 日本語サポート(iJapan) | — | 標準提供 | 標準提供 | 標準提供 |
| 商用利用・LLM訓練・再配布 | CC0準拠(自己責任) | 企業向け別プラン | 企業向け別プラン | 企業向け別プラン |
Member / Member+ / Partner プランは、 学術機関を対象としたサポート購読です。AI企業・スタートアップ・出版社・コンサルティング会社などが、OpenAlexデータを自社プロダクトに商用組込・再配布する場合は、「商用ライセンス」を別途ご用意しています。こちらからお問い合わせください。
既存スタックへの組み込み、
最短距離で。
OpenAlex Member+は、研究機関のIRシステムからAI企業のLLM学習基盤まで、シームレスに統合できます。代表的なリファレンス構成例です。
Source
Ingest / Transform
Application
非営利による中立運営、
透明性のあるデータソース。
OpenAlexは、長期的・中立的な学術インフラとして設計されています。研究機関・図書館・AI企業のいずれにとっても、安心して採用できる運営体制とライセンスを備えています。
非営利財団による運営
米国非営利団体 OpenAlex が運営。Alfred P. Sloan Foundation、Arcadia Fund、Chan Zuckerberg Initiative など主要財団の支援を受け、商用買収のリスクなく長期的に維持されます。
透明性のあるデータソース
Crossref、PubMed、ORCID、ROR、DOAJ、Internet Archive、IRDB(取込予定)、KAKEN等、世界で信頼される一次ソースを統合。取得元・更新日時は全レコードに明示。
クリーンなライセンス設計
コアデータはCC0。AI訓練・商用組込における利用条件を明文化し、著作権・データベース権のクリアランスリスクを最小化する設計思想を採用。
技術資料・データ品質レポート
iJapan株式会社では、OpenAlexのデータ品質を独立に検証し、ご利用にあたっての注意事項やベストプラクティスを継続的に公開しています。導入前の評価や社内検討資料としてご活用ください。
OpenAlexのAffiliation情報についての注意事項
機関の特定(ROR ID)に関するOpenAlexの仕組みと、Crossref由来データに含まれる所属機関情報の欠落について、Elsevier・Springer Nature・Wiley・Taylor & Francisの全ISSNを対象とした2021〜2026年の充足率検証結果を掲載。Unsubでのパッケージ分析時の留意点もまとめています。
独立した品質検証
iJapanではOpenAlexのデータベースを活用し、Elsevier・Springer Nature・Wiley・Taylor & Francisの全ISSNを対象に、2021年から2026年にかけて論文を各5本ずつ収集。所属機関情報とROR IDの収録状況を年次で確認しています。
導入前のご相談を承ります
貴機関・貴社のユースケースに応じた精度評価、商用DBとの突合、移行設計のご相談に対応します。技術資料の追加リクエストや、特定の出版社・分野に絞った検証もお気軽にお問い合わせください。
よくあるご質問
OpenAlexは無料で使えますか?
はい。OpenAlex本体(Webサイト・API・月次データダンプ)はすべてCC0ライセンスで無償公開されています。Free APIキーで1日10万リクエストまで利用できます。アカデミック研究者個人については、追加の無償サポート枠が用意される場合もあります。
日本のIRDBやKAKENのデータも含まれていますか?
はい。OpenAlexは日本のIRDB(学術機関リポジトリデータベース)から約367万件のレコードを取り込み予定(NIIからの公式リリース後)、KAKEN(科学研究費助成事業データベース)の約87.3万件のグラント情報を介して著者・所属機関・JSPSのFunder情報と相互リンクしています。
大学・研究機関向けの導入メリットは何ですか?
第三者の独立した学術データベースとして、研究戦略部門(URA)、図書館、IRオフィス、執行部の意思決定を支援します。所属マッチング修正による自機関の発見性向上、独自CNCI/FWCI類似指標の自前計算、商用ベンダーロックインからの脱却が主なメリットです。
AI企業がLLM訓練に使うことは可能ですか?
はい。コアメタデータ・抄録(inverted index)・引用関係はCC0で提供されており、訓練データとしての利用を前提に設計されています。商用LLM・商用アプリケーションへの組込には、Member+による追加クリアランスと専用ダウンロードチャネルをおすすめします。
論文全文(フルテキスト)は含まれますか?
コア製品はメタデータと抄録が中心ですが、オープンアクセス論文についてはPDFの所在(OA URL)を提供しています。フルテキストコーパスが必要な場合は、Partnerプランで個別パイプライン構築をご相談ください。
データはどのくらいの頻度で更新されますか?
公開APIはほぼリアルタイムで更新されます。Free版は月次のフルダンプ、Member以上は週次フルダンプ、Member+以上は増分(CDC)フィードを利用可能で、データパイプラインの鮮度と運用コストを両立できます。
日本国内での契約・請求は可能ですか?
可能です。OpenAlexの日本公式代理店である iJapan株式会社 を通じて、日本円建ての請求書払い、日本語での契約書、消費税対応をご提供します。
既存のOpenAlex APIから有償プランへ移行する手間は?
APIスキーマは完全互換です。エンドポイントURLとAPIキーの切替のみで、コード変更なく移行できます。バルクダンプへの移行についても、専用ドキュメントと移行支援を提供します。
OpenAlexに関するお問い合わせ
大学・研究機関の導入検討、AI企業の商用ライセンス、データ仕様の技術的なご質問まで、iGroup Japan共通のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。原則48時間以内に担当者よりご返信いたします。
iJapan株式会社(アイジャパン株式会社) / OpenAlex 日本公式代理店
平日 9:30 – 18:00(JST)
日本語 / 英語
