Commercial OPIcの受験方法

全米外国語教育協会(ACTFL)は、外国語で話す能力を評価するために、コンピューターによる言語運用能力(OPIc)テストを提供しています。外国語の教育証明書を申請する場合やそれを必要とする会社で働いている場合は、このテストを受ける必要があるかもしれません。受験言語の会話を練習し、ACTFL習熟度ガイドラインを研究してOPIcでのアバターからの出題に適切にご回答ください。

1. テストの申し込み

ACTFLのテストは、Language Testing International(LTI)社が、OPIcテストを管理するための独占的なライセンスを保持しています。テストを受けるには、LTI社の代理店のiJapan社のサイトで必要事項を記入して申し込みください。認定書については、ACTFL/CEFR/ILR等の選択ができます。個人であれば、お振込をいただき、確認が取れ次第、第3営業日以内にオンラインアカウントを発行します。
また、LTI社ではOPIcのデモサイトを用意しておりますので、事前にアクセスいただき、音声の確認や録音の確認などをお願いします。

2. オンラインアカウントの受領

iJapan社では、LTI社と連絡をとり、OPIcテストアカウントを受験者に発行します。受験者は試験のURL及びUsernameとPassword、受験期間を受け取り、このUsernameとPasswordで受験期間内に試験を受験いただくことになります。アカウントの有効期限も記載されておりますので、期限内にテストを受験ください。

3. (Option)試験官の調整

OPIcは、コンピューターでシミュレートされたアバターによる音声によってインターネット経由で質問されます。ただし、試験を受ける際には、オンラインまたは直接の試験官がいらっしゃる場合は、試験官の指示に従ってください。

4. バックグラウンドサーベイ(Background Survey)

OPIcテストは、受験言語により質問数は異なりますが、受験者のバックグラウンドを確認するための質問があります。正直に必要項目をクリックください。OPIcテストは受験者のバックグラウンドを把握し、バックグラウンドに応じた質問を行います。

5. 自己評価(Self Assessment)

OPIcが提供する5つの説明を読み、テストする言語をどれだけ上手に話すかを最も正確に表すものを選択します。選択したレベルによって、与えられるテストの難易度及び測定範囲が決まります。

• 仕事や学位認定の目的でOPIcを取得している場合は、実証する必要のある特定のレベルが存在する可能性があります。最低限の習熟度のレベルを取得する必要があるかどうかを確認してください。

6. OPIc試験内容に含まれるもの

OPIcの試験には、通常の質問の他に、Role Playによる設問が必ず1問出題されます。さまざまなシチュエーションを設定して、その役になりきって、受け答えを行う内容となります。日本語、ポルトガル語、ブラジルポルトガル語、イタリア語は受験言語によるRole Playの質問となり、それ以外の言語については、英語でのRole Playの設問となり、受験言語でお答えください。Role Playの質問の例については、ここをご参照ください。

7. OPIc試験中の注意事項

OPIcの試験中は、Beginボタンをクリック後、2時間以内に終わらせてください。テスト中は下記の注意事項がありますのであらかじめご了承ください。また、URLやIDやパスワードの情報はテスト中断時に必要な場合がありますので、予め印刷してご用意ください。テスト再開時には、再度録音マイクのチェックやVideoや音声のチェックがあり、中断したところから開始されます。

•テスト中、他のサイトへの移動や別のタブの立ち上げ、他のブラウザの立ち上げ、Emailや通知サービスなどをクリックしたりした場合は、自動的にログアウトされます。

•雑音がひどい場合、右図のようなメッセージが表示されることがあります。Rater (採点者)が確認できない程のノイズが発生していた場合、採点不可となる可能性があります。

•アバターの質問については、質問後、5秒以内に右図のリフレッシュボタンをクリックすることで1回のみ再度質問を行います。

8. ACTFL/CEFR/ILRの認定書

OPIcの試験後、第8営業日後に、1で指定したACTFL/CEFR/ILRのフォーマット(1つのみ選択可能)にて、認定書が送付されます。この認定書は、発行日より2年間有効となります。

9. OPIcの再受験について

受験間隔は90日程度の日時を空けることを推奨しております。しっかりコミュニケーションの勉強をしっかり行い、語学力を高め、コミュニケーション・スキルを上げてから受験するほうが効果的です。OPIcは言語運用能力の測定であることから、短い間隔で同じようなテストを受けても、テスト結果はあまり変わらないことが予想されます。

OPIcの質問に答えるための準備方法

1. ACTFL技能ガイドライン及びハンドブックを注意深くお読みください

習熟度ガイドラインでは、各習熟度レベルで何がテストされ、そのレベルの習熟度を達成したい場合に何を実証する必要があるかを正確に知ることができます。
•最新の習熟度ガイドラインのコピーは、ACTFL Webサイトからダウンロードできます。「Resources & Publications」タブをクリックして、ACTFL習熟度ガイドラインを選択します。日本語のガイドラインもあります。
ACTFL OPIc Examinee Handbookを事前にご確認ください。

2. 頻繁に会話練習を行う

OPIcテストは、会話をする能力(コミュニケーション能力)を評価します。本当に準備するための最良の方法は、自然で快適に聞いて話せるようになるまで、受験言語でできるだけ多くの会話をすることです。
•特にテストに至るまでの数週間は、受験言語を活用するようにしてください。これにより、受験言語でより速く考えそして推論するのを助けることになると思います。
•受験言語に堪能な人を知っている場合は、その言語でのみのコミュニケーションを取りたいと伝えて、練習してみてください。テスト準備をすることができると同時に、あなたの話し方についてのアドバイスを得ることができます。

3. テストがどのように構成されているかを確認

OPIcテストは、到達しようとしているレベルの習熟度に関係なく、4つのフェーズに分かれています。テストは、非公式のウォームアップの質問から始まり、その後、終了する前に、より難しい質問があります。
•テストの第2段階と第3段階では、実際に挑戦し、話す能力を示す機会があります。3番目のフェーズは、話す能力の限界に到達するように設計されています。
•12から17の質問が与えられ、それぞれが質問の難易度に応じて応答する時間制限が異なります。テストが完了するまでに30〜40分かかります。

4. テストを受ける人々のYoutubeをご覧ください

LTIは、さまざまなレベルの習熟度に対応する回答の種類を確認したい場合に視聴できるYoutubeチャンネルを提供しています。
•YouTubeの受験者がご自身よりも特定のトピックについてより博識であるように見えても心配しないでください。テストのポイントは、特定のトピックについての知識レベルではなく、言語運用能力を評価の対象としています。

5. 注意深く耳を傾けてください

質問は一度だけ聞いて、もし質問がわからなければ、5秒以内に、リフレッシュボタンをクリックすれば、再度確認できます。最後まで質問を確認してから、それから話し始める必要があります。すぐに答えを考え出すのではなく、積極的に質問に耳を傾けていただくことで、受験者の中で、アバターからの指示やタスクについて、適切なセリフを提供できるものと思います。
•アバターからの指示が高度であればあるほど、通常応答に時間がかかります。

6. すべての質問にお答えください

ロールプレイの説明が終了したら、話し始める前に考えをまとめてください。トピックについてほとんど、またはまったく知らない場合でも、すべての質問またはアバターからの指示に何らかの回答を提供する必要があります。
•頭が真っ白になってしまった場合、または回答の開始が難しい場合は、深呼吸をして質問を言い直してみてください。考えをまとめてから、全神経を受験言語に集中して、ご回答ください。

7. できる限り最良の答えご提供ください

複雑な質問の一部を忘れたり、なじみのないトピックについて質問されたりする場合があります。そのような状況では、可能な限り詳細に説明してください。
•このテストは、受験言語での言語運用能力を測定するように設計されていることを忘れないでください。特定のトピックについての内容についてはテストの評価項目ではありません。
•何も知らないことについて質問された場合は、そのトピックにどれだけ慣れていないか、そしてそのトピックについて学びたいことなどについて話してください。同様に、質問の一部を忘れた場合は、残りの質問に対処して、質問の一部を忘れたと言ってもかまいません。
•アバターの指示をテストの一環として応答するのではなく、通常の会話をしている場合に、その状況をどのように処理するかを考えてください。できるだけ自然で会話ができるように、受け答えを調整してください。

8. できるだけ多く話してください

OPIcテストは受験者の話す能力も測定するように設計されているので、受験者が話すほど、評価者はより多くの作業をしなければなりません。可能な限り通常の会話の流れを維持しながら、可能な限り多くの詳細を含めて制限時間までお話ください。
•聞いた話や経験した経験など、仮想の役割に応じて行った一般的な発言を説明できる例を考えると役立ちます。